アタマジラミ駆除には卵が大事!

卵は髪に強くしっかりと産み付けられます。サイズは0.5mm程度とたいへん小さなものにもかかわらず、シャンプーや駆除薬を使用しても取れません。

卵の除去にもっとも有効なのは1つ1つの卵を「直接取り除く」ことです。アタマジラミの卵は素手で取り除くことも可能です。しかし、見逃した卵からシラミが再発してしまえば再び増殖がはじまってしまいます。

シラミ専用櫛を使用すれば一度に大小多くの卵を同時に取り除くことが可能になります。殺虫効果のあるスミスリンシャンプーは、成虫だけではなく不完全ながらある程度の卵にも効果があると言われています。梳き櫛と併用することでアタマジラミ完全駆除に貢献してくれるでしょう。

近年、スミスリンなどの薬剤に耐性を持つタイプのアタマジラミが増えているという情報があることや、薬剤の人体への害を考慮して、梳き櫛と通常のシャンプーによる駆除が主流となりつつあるようです。

ニットフリーコーム(シラミ・卵専用櫛) は定番とも言える優秀なシラミ対策グッズです。特殊なスクリュー状の歯が成虫と卵を直接取り除くことに役立ちます。専用櫛を用意してしまえば、通常のシャンプーと併用することで安全にシラミを駆除することができます。

駆除のコツ、予防の知識を学び,不快な寄生虫アタマジラミとは1日でも早くお別れできるように頑張りましょう。

落とした卵と成虫に注意!

アタマジラミは実は、人間の頭から離れれば長くても3日程度しか生存することができない弱い昆虫です。昆虫と言っても羽も生えていないし、飛び回ることもありません。ところがアタマジラミは一度人の頭髪につくと、細い爪でしっかりと髪の毛にしがみつき簡単には離れません。

アタマジラミは卵を髪の毛の根元側に産み付けるので、頭皮や衣類に直接卵を産み付けることはありません。しかし、梳き櫛で落とした成虫や卵が枕やシーツなどに付着するのはよくあることです。いちど落ちた成虫が再び本人や家族の頭髪に寄生することがないよう、しっかりとした対策が必要になってきます。落ちた卵については気にする必要がないとも言われていますが、落ちた幼虫と成虫を処理するのと同じことです。

感染した子供と兄弟姉妹や他の家族が身につけるものを共用しないように工夫してください。

アタマジラミを発見

衣類は毎日替え、寝具もしっかり掃除いたしましょう。アタマジラミはダニと同じく熱に弱い性質があるので、アイロンや布団乾燥機で熱処理すると再付着を予防することができます。

アタマジラミが何度も再発して困っている方は、家族内に他の感染者がいないか確認しましょう。シラミは直接の接触・物の共用などで簡単にうつります。

地域で流行が治まっていないと、何度も感染を繰り返してしまうことがあります。シラミ駆除シャンプーだけで駆除をしていると、こういったときに多大な出費を覚悟しなければなりません。でも梳き櫛が1本あれば、家族全員が何度でもシラミを退治できるというメリットがあります。ぜひシラミ退治の際にはシラミ梳き櫛を使ってみてください。感染が終わったあとのチェックや、予防のためのチェックにも使えてとても便利です。

卵は直接除去する

専用の櫛があればシラミの卵を直接、効率的に頭髪から除去することが可能です!

アタマジラミ専用櫛

ニットフリーコーム(シラミ・卵専用櫛)


ニットフリーコーム(シラミ・卵専用櫛)

アタマジラミの卵

アタマジラミの卵はとても小さいため、よくフケやリング状にはずれた毛根の皮膚と勘違いされることがあります。しかし、虫眼鏡などでしっかり確認すれば、それらが全く別の物だということに気が付くでしょう。

シラミ卵の写真

アタマジラミの卵の形状は楕円形です。リング状についた毛根とは明らかに違う形をしています。また、指先で弾いてもフケやほこりのように簡単には落ちません。

梳き櫛による駆除方法